ABE(エイ・ビー・イー)創研代表者の阿部仁志です。新年を迎えるに当たり一言ごあいさつを申し上げます。
今年は21世紀に入り15年目となります。100年前は第一次世界大戦真っ只中です。20世紀は戦争の世紀と言われ、第一次に続き第二次の世界大戦は1945年まで続き、その後の東西冷戦の象徴であったベルリンの壁が崩壊したのは1989年です。私がベルリンで学生時代を過ごした時はちょうど東西冷戦の直中にありました。
一方20世紀は科学技術の世紀とも言われています。多くの産業が科学技術によって創出され、結果として社会、オフィス、家庭、そして個人生活が大きく変貌しました。21世紀はどのような時代になるのか、社会、経済、文化そして技術のマクロトレンドをコラム『未来を描く』などで発信してまいります。
私は自然科学の研究から出発し工学、産業技術へと進み、対象も材料、デバイス、システムと拡げた研究開発を国研、大学、企業で20年間に亘り行いました。
その後、会社全体の経営企画をする機会に恵まれたこともあり、技術経営、イノベーション経営などの実践に20年間携わってきました。後半の10年間は科学技術と経済に特化した財界の事務局長などで産業競争力研究、産業技術政策などに関わり、現在、公共政策系大学院でPPP(Public-Private-Partner)フロンティアの講義を担当しています。
ABE(エイ・ビー・イー)創研は研究・教育と企業(行政)活動支援の二分野に特化した個人事業として2014年10月、新宿に設立しました。代表者の阿部仁志が9月末に沖電気工業㈱を退社、10年来描き続けてきた事業コンセプトを具体化するために設立したものです。将来的には法人化し公民連携型の社会事業にも進出を企てています。
『一杯の水を持ち寄り、一杯の水を持ち帰る』という共生の精神で経営してまいります。
活動内容をホームページで随時ご案内していきます。
どうぞよろしくお願いします。
2015年元旦
ABE(エイ・ビー・イー)創研
代表 阿部仁志